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リタイア・セミリタイア、トレンドの変遷

そもそも論なのですが、


リタイア・セミリタイアという言葉、考えが定着したのは


最近なのではないでしょうか?


それまでは、引退・隠居、第一線を退くなんていうのは、


どちらかというと良くないイメージがあり、


生涯現役!


まだまだ若者には負けん!


という考えが主流だった気がします。


事実、最近顧問の税理士さんと話をしていたのですが、


その税理士さんが事務所を開業した30年ほど前は、社長の年齢と言えば若くても


5~60歳くらいから上の年代だったようで、それこそ生涯現役が矜持といえました。


また、論語などに代表されるや儒教的思想、東洋的思想、あるいは農村的村社会思想


による年配者を重んじる風潮が長年の日本社会にはあったような気がします。


そのような中、


欧米の成功者がアーリーリタイアメントという考えのもとに、


早期にリタイアし、人生を謳歌するスタイルを伝え、実践したのが、


ズバリ、大橋巨泉、倍率ドン!


だったと思います。


リタイアに最適な年齢とは②

前回は明治以前、人生50年時代のリタイアについて触れてみました。


では人生90年時代のリタイア・セミリタイアの適当な年齢は何歳か?


結論から言うと、


70歳までには、リタイア・セミリタイアしたいところです。


理由ですが、仕事柄、高齢者と接する機会も多いのですが、


自分の意志で、自由に物事が決められて、しかも新たなことにチャレンジする体力等を


考えるなら、70歳くらいがおしなべて限界なのではと思います。


もちろん個人差はあると思いますので、ざっくりした私見です。


そして、今現在の年金支給開始年齢もそのあたりに落ち着いてくるかと思います。


遅くとも70歳くらいまでには、リタイア・セミリタイア出来る準備をしておきたいところ


です。


リタイアに最適な年齢・歴史的考察①

歴史的考察とは大げさですが、


リタイア・セミリタイアに最適な年齢を考えてみたいと思います。


その前に、今や人生100年時代などと言われます。


つい最近までは、80歳くらいまで生きたら、大往生なんて言われていたのに、


近年では70歳代で亡くなられると、「若いのに。。」という感じです。


こんな状況は、明治時代以降、外科手術を始めとする医療の発展があればこそ。


江戸時代までは長らく、人生50年時代でした。


そのため、庶民は40歳そこそこでリタイア(隠居)し、余生を楽しんだわけです。


私事で恐縮ですが、自身は26歳の時に虫垂炎を患っており、江戸時代なら、


その時点で死んでいたことになります。


前置きが長くなりましたが、結論は次回、今回は前置きだけです(笑)。