そもそも論なのですが、
リタイア・セミリタイアという言葉、考えが定着したのは
最近なのではないでしょうか?
それまでは、引退・隠居、第一線を退くなんていうのは、
どちらかというと良くないイメージがあり、
生涯現役!
まだまだ若者には負けん!
という考えが主流だった気がします。
事実、最近顧問の税理士さんと話をしていたのですが、
その税理士さんが事務所を開業した30年ほど前は、社長の年齢と言えば若くても
5~60歳くらいから上の年代だったようで、それこそ生涯現役が矜持といえました。
また、論語などに代表されるや儒教的思想、東洋的思想、あるいは農村的村社会思想
による年配者を重んじる風潮が長年の日本社会にはあったような気がします。
そのような中、
欧米の成功者がアーリーリタイアメントという考えのもとに、
早期にリタイアし、人生を謳歌するスタイルを伝え、実践したのが、
ズバリ、大橋巨泉、倍率ドン!
だったと思います。